JR秋田駅ビル内の県産品ショップ併設の立ち飲みバーが、にかほ市産イチジク原料のリキュール「フィグルネ」を使ったメニューの提供を12月13日から始めた。フィグルネはアルコール度数32度の本格リキュールで、同市の生産者と県の研究機関が約10年かけて開発し今月10日に発売された。店では炭酸割りを700円で提供しており、営業時間は平日11時〜20時、土日祝は10時〜20時である。

地元素材を立ち飲みでサクッと味わえるというニュースは、推し活や趣味としての“地酒巡り”の楽しみ方をぐっと広げてくれる。立ち飲みは気軽に入れて一杯だけ試せるのが魅力なので、まずは炭酸割りでフィグルネの甘くスモーキーな香りを確かめるのがいい。おいしさを見つけたらボトルを買って持ち帰り、家で少人数の飲み比べ会を開くのも楽しい。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、地元酒の推し活は現実に根づく。初心者歓迎の立ち飲み空間なら一人参加でも入りやすく、現地で出会った人と次の飲み会を約束して仲間を増やすこともできる。地方の新商品を軸に自分でイベントを企画してみるのもおすすめで、「フィグルネ」をテーマにした試飲＆おつまみシェア会を立てれば、好きがそのまま企画になり、長く続けられる趣味になるはずだ。