富士山を望む絶景スポットに、揚げたて天ぷらと石臼挽きそばの店「富士 天晴」がオープンした。メニューは大海老天玉重や駿河湾産桜海老のかき揚げ御膳、天ばらぶっかけ蕎麦などをそろえ、特選コースは5,500円の設定がある。

好きなものをとことん楽しむ視点から言うと、こういう“景色×料理”の新店はただ食べるだけで終わらせたくない。揚げたての音と香り、石臼挽きそばのしっかりした香りが揃う場は、推し活やグルメ仲間との「会う体験」を作る最高の舞台になる。例えば「海老天を誰が一番うまく食べるか」をネタに小さな対決をしたり、皿ごとにシェアして食べ比べをして感想を延々話すだけで熱量が倍増する。こういう熱量って、結局語れる相手がいると一気に加速する。今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活や食べ歩きの予定が現実味を帯びるし、一人参加でも気軽に輪に入れる企画があれば最初の一歩が踏み出しやすい。店を訪れたら写真や短いレビューを持ち寄って次の企画に繋げる、あるいは自分で「富士山天ぷらオフ」を立ててみるのも手。文化としての食事を、場所と仲間で立体化すると、単なる外食がずっと記憶に残る体験になる。