2025.12.22

自由放浪RPG『みちくさワンダラー』がクラファン開始

2025.12.22

キービジュアル
勇者も魔王もいない自由放浪探索系RPG『みちくさワンダラー』クラウドファンディング実施中。広大な世界に名を残せるかも | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

個人開発者・赤崎でんじろー氏が手掛ける2.5D探索RPG『みちくさワンダラー』のクラウドファンディングが2025年12月20日に開始された。ゲームは勇者や魔王といった目的を設けず、自由に世界を放浪して食事やランダム生成ダンジョンでの宝探しを楽しむ内容である。目標金額は200万円、Steam版は2027年発売予定で、支援リターンにはクレジット掲載や早期Steamキー、オリジナルグッズ、ゲーム内の墓石やNPCに名前を付けられる権利、モンスターのデザイン権などが用意されている。クラウドファンディングは2026年1月31日まで実施中で、Steamのウィッシュリストは約2500件となっている。

自分の“名前が世界に残る”というリターン設計って、推し活や趣味コミュニティのワクワク感を直球で刺激する。ゲーム自体が目的や強制動線を与えない作りだからこそ、ファン側で遊び方を発明できる余白が大きい。例えばクラウドファンディング参加者と事前にアイデア会を開いて、墓石やNPCに入れる名前をみんなで決める“命名会”をやれば、ただ支援するだけで終わらない一体感が生まれるはずだ。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

また、モンスターのデザイン権は個人の創作欲を刺激する最高のフックになる。オンラインでラフ投稿を募って投票で決めるコンテストや、カフェで集まってラフを仕上げるデザイン会を企画すれば、完成後にゲーム内で「あの子が形になった!」という共有体験が生まれる。ランダムダンジョンや食べ物探索はプレイ会や配信のネタにぴったりで、週末に集まって“みちくさセッション”を開くと新しい発見が出やすい。一人参加歓迎の場があると、“好き”を外に出す一歩が踏みやすい。

クラウドファンディングは単なる資金集めではなく、物語の一部になるための入口だ。気になるなら小さな支援枠を押して、仲間と一緒に名前を決めたりデザイン会を開いてみてほしい。リリースまでの間に語り合える相手や予定ができると、ゲームへの愛着が自然と深まり、発売後の遊び方も広がっていく。

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