EXOが「2025 Melon Music Awards（MMA）」で8年ぶりに完全体としてステージに登場した。スホ、D.O.（ド・ギョンス）、チャンヨル、カイ、セフンの5人が「Wolf」や「Monster」「Love Shot」などヒット曲のメドレーを披露し、来年発売予定の新曲「Back It Up」をサプライズ先行公開した。公演後にメンバーが感極まって涙を見せる場面もあり、来年1月19日に8thフルアルバム『REVERXE』がリリースされる予定である。

あの一体感は、推し活のいちばん楽しい瞬間そのものだ。画面でのリピートも良いが、ライブや授賞式の“共有体験”を仲間と一緒に持つことで、記憶が何倍にも鮮やかになる。観賞会を開いて映像を一緒に見返す、メドレーの順でカラオケ大会を企画する、あるいは新曲の歌詞を訳して語り合う――ちょっとしたイベント化が推し活の熱を長持ちさせるコツである。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。初めて参加する場なら「一人参加歓迎」のイベントを選べば心理的ハードルが下がるし、会った後に次の予定を作れる関係が残ると推し活は自然と続いていく。ライブ直後の涙やリアクションは、アイドルが“人”であることを改めて実感させてくれる瞬間でもあるから、その余韻を仲間と語り尽くしてほしい。年明けのアルバム発売に向けて、セットリスト予想会や衣装再現の小企画を自分で立てるのも楽しいし、今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づくはずだ。