JTBCの土日ドラマ「明日はきっと」第6話では、パク・ソジュン演じるイ・キョンドとウォン・ジアン演じるソ・ジウの“2度目の別れ”の理由が明かされる。数年ぶりに再会し同棲を始めた2人が深く愛し合う一方で、再び別れが訪れ、イ・キョンドは仕事も日常も崩れ落ちるほどの影響を受けるという展開である。なお、この回は10年後の現在と過去の記憶が交錯する描写も含まれている。

好きの温度を現実に落とし込む楽しみ方について考えてみたい。ドラマの“切なさ”や“胸きゅん”は画面で受け取るだけでも十分だが、同じ気持ちを抱く仲間と語り合うことで何倍にも膨らむ。例えば、特定の回を決めてオンラインやオフラインで一緒に観る視聴会を企画して、名シーンで泣いた・笑った感想を即座に交換するだけで、物語の理解が深まる。コスプレや小道具を少し取り入れたミニイベントを開けば、遊びがそのまま“推し活の予定化”になるし、初めての参加者も「一人参加歓迎」を謳った場なら入りやすい。劇中の同棲シーンや遊園地エピソードを再現したフォトスポットを作って写真を撮り合えば、思い出が形になり、次の集まりの口実にもなる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。もし今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づくはずだ。最後に、好きなものは自分で企画にして出してみるのも手である。小さな観賞会や感想交換会が、長く続くコミュニティの始まりになることが多いからだ。