2015年放送のドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」が、12月20日からTVerで無料配信を開始した。石原さとみが英会話講師・潤子を演じ、山下智久が高学歴かつ高身長の僧侶・高嶺を演じるラブコメディーで、原作は相原実貴の同名マンガである。物語は潤子の“モテ期”と、夢や仕事、結婚に揺れる心情を描いている。

懐かしの胸キュンをただ観るだけで終わらせたくない人向けの楽しみ方アイデアをたっぷり紹介する。まずは「リバイバル視聴会」を企画してみてほしい。好きなシーンを選んでスクショを共有したり、名台詞を順に再生して胸キュンポイントを語り合うだけで、作品の細部が新しく見えてくる。衣装やメイクがモチベになる作品でもあるので、潤子のオフィスコーデやナチュラルなメイクを再現するミニワークショップを設けるのもおすすめだ。スナックやドリンクをテーマ色（ピンクやネイビーブルーなど）で揃えれば、画面の中の世界を現実に引き寄せられる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

一人で観たいときは「今週末に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づく」ことを意識して、見返し予定をカレンダーに入れておくと続けやすい。初参加でも入りやすい少人数のオフ会や、作品をテーマにした散歩会、カフェでの読書会に派生させるのも手。推しの好きなシーンをきっかけに、自分で小さなイベントを立てると、単なる視聴が「会って語る」体験に変わっていく。久しぶりに観る人も、初見で沼る人も、胸キュンを軸に友達や仲間と温度感を合わせて楽しんでみてほしい。