ワーナー・ブラザースは2025年12月18日、トム・クルーズ主演、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『ディガー』の最初のティーザーを公開した。作品は2026年10月2日に公開予定で、クルーズは主人公ディガー・ロックウェルを演じるとされる。撮影は英国内で行われ、撮影監督はエマニュエル・ルベツキが務め、35mmヴィスタビジョンでの撮影が行われた。監督は本作を「残忍で狂気のコメディ」と表現している。

アクション路線で知られるクルーズがイニャリトゥと組んでコメディに挑むという変化は、推し活としては最高の再解釈の材料になる。ティーザーの断片を肴に感想を持ち寄る観賞会や、公開日を軸にしたミニイベントを企画すると、ただ映画を見る以上の楽しみが生まれる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。撮影監督ルベツキの映像美やポスタービジュアルを切り口にスチールを集めたり、衣装のモチーフで即席コスプレをして写真を撮るなど、趣味の幅は無限に広がるはずだ。公開前後に同じテンションの人と会える場があるだけで、推し活は現実に根づく。一人参加歓迎の場があると、“好き”を外に出す一歩が踏みやすく、そこでできた仲間と次の企画を回していけば、単発の盛り上がりを越えた継続的なコミュニティになる。観るだけで終わらせず、自分で小さな企画を立てて“推しを語る場”を作ることを勧めたい。