2025.12.3
鶴岡駅前で味わう水族館レストラン臨時出店
2025.12.3
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鶴岡市立加茂水族館のレストラン「魚匠（ぎょしょう）ダイニング沖海月（おきみづき）」が、休館に伴いＪＲ鶴岡駅前に一時移転して出店することが発表された。関係者向け内覧会が3日、つるおか食文化市場ＦＯＯＤＥＶＥＲ（フーデバー）で開かれ、6日にグランドオープンし記念セレモニーを行う予定である。
移転先はマリカ東館内で、休館中の水族館の知名度アップや新たなファン獲得を狙うという。店内にはクラゲの水槽やグッズショップを併設し、ミズクラゲなど3種類を展示する。座席数はテーブルも含め30席ほどで、来店客と交流できるよう調理風景が見えるカウンターにこだわった設計である。
特別メニューとして蔵王牛を使った定食を提供し、ステーキ75グラムは2300円である。定番の「クラゲらーめん」は850円、ほかに「とらふぐ御膳」は2600円〜の価格設定である。須田剛史料理長（50）は、観光客だけでなく地元の人にも山形の味を楽しんでもらいたいと語った。
営業は午前11時〜午後3時で、3日前までの予約で夜営業（午後5時半〜9時）も行う。ショップは午前9時〜午後4時半で、レストラン・ショップとも月曜定休。移転出店は来年2月28日までの予定で、期間中はクラゲアイスやクラゲのぬいぐるみ、クリアファイルなどのグッズ販売も行われる。休館期間中も水族館の魅力を伝える拠点として運営される見込みである。
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