ハウス食品グループ本社とクラフトジンメーカーのエシカル・スピリッツが共同開発したクラフトジン「Spirits of Terroir -高千穂郷・奥阿蘇 山椒-」が、2025年12月10日（水）より数量・期間限定で発売される。

本商品に使用したのは、ハウス食品グループが宮崎県高千穂郷・熊本県奥阿蘇で推進する“山椒産地形成プロジェクト”で初めて収穫された実山椒である。プロジェクトは2025年4月に本格始動し、7月に初収穫を迎えたという。

ボタニカルには山椒に加え、杉本商店の椎茸の軸、高千穂の釜炒り茶、宮崎県産へべす、阿蘇のとうきび茶といった産地に縁のある素材を採用している。香りは最初に山椒の華やかさが立ち上がり、中盤で柑橘の丸みが広がり、後口にはジュニパーベリーのキレが残る仕立てだと説明されている。

東京リバーサイド蒸溜所 工場長の新納啓氏は「ソーダ割り3?4で食事と合わせやすい」と話している。希望小売価格は3,200円（税別）、容量／アルコール度数は375ml／45%である。

販売はエシカル・スピリッツ公式オンラインストア、東京リバーサイド蒸溜所併設オフィシャルストア（東京・蔵前）、Stage by Ethical Spirits（バー＆ダイニング）で行う予定だ。今後は“高千穂郷・奥阿蘇山椒”としてのプレミアムブランド化や酒類以外の分野への展開を視野に、2027年の本格販売を目指す計画である。