姫路市塩町の「女将（おかみ）のおばんざいサキ」が11月29日、オープン1周年を迎えた。店舗面積は約7坪でカウンター5席、テーブル1卓4席の小規模店である。

店主は田中サキさんで、居酒屋などでの勤務経験を経て居抜き物件を活用して開業した。開業当初は宣伝方法に悩み来店客がゼロの日もあったが、開業から約4カ月後に来店客のSNS投稿や口コミで客足が伸びた。

定番メニューには「生えび漬け」「すじごぼう」（各600円）、「ザクザクポテトサラダ」「クラゲポン酢」（各400円）、「手羽先唐揚げ」（500円）、「ホッケ焼き」（900円）、「だし巻き玉子」（450円）などがある。仕入れに応じた日替わりのおばんざいや「8種の盛り合わせ」（1,300円）も人気である。

ドリンクは生ビール、焼酎（650円）、チューハイ（700円）、グラスワイン（800円）、ソフトドリンク（500円）をそろえる。日本酒は「盛典」「天狗舞」「ゆらぎの凪」「鈴鹿川」「夜の帝王 Daybreak」のほか、姫路の「雪彦山」「龍力」も提供している。

田中さんは1年を迎えリピート客が増えたとして「自宅に戻ってきたような気分でくつろいでもらえる店作りを続けたい」と話す。営業時間は18時〜23時、日曜定休である。