コーエーテクモゲームスは2025年11月22日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで「アンジェリーク♡メモワール2025 ～30th Anniversary～」の昼公演を開催した。30周年を迎えたシリーズの思い出を振り返る朗読劇やライヴパートが行われ、会場には多数のフラワースタンドが届いて華やかさを添えた。

開演前にはランディ、オスカー、アリオスの生ナレーションが行われ、神奈延年が「君のためにここにいる」を披露。田中秀幸が「千年の約束」を歌い上げ、ライヴから公演が幕を開けた。登壇したキャストは田中秀幸（クラヴィス役）、神奈延年（ランディ役）、堀内賢雄（オスカー役）、優希比呂（マルセル役）、岩田光央（ゼフェル役）、成田剣（アリオス役）である。

全キャストがステージにそろって女王候補たちへ挨拶した後、朗読劇「愛しき天使の羽が舞う」が上演された。物語ではランディがオスカーと共に聖地の異変調査に乗り出し、クラヴィスの水晶球に泣いている少女の姿が映し出される場面など、シリーズファンに馴染み深い展開が披露された。

会場は歓声と拍手に包まれ、守護聖たちの掛け合いやライヴパートが来場者を沸かせた。30周年を祝う構成の中で、シリーズの歴史を振り返る演出やキャストの熱演が随所に見られた。本稿は昼の部の模様を中心に伝える。