山形県の麺文化を発信するイベント「『ラーメン県そば王国』フェスタｉｎさかた」が来年1月24日に酒田市のホテルリッチ＆ガーデン酒田で開かれる。実行委員会は発表会で当日の出店内容や運営方針を示した。

当日は県内各地から集まった4種類のラーメンと尾花沢そば街道のそばが味わえる構成で、提供するのは囲ろ川（南陽市）自家製麺鶏冠、新旬屋の合同出店（山形市、新庄市）中華そば雲ノ糸（鶴岡市）の各店と、酒田のラーメンを考える会（酒田市）。営業時間は午前11時～午後7時の予定である。

チケットは10枚つづりで2千円。ラーメン・そばは1杯4～5枚で楽しめる方式を採る。県内の日本酒やクラフトビール、持ち帰り用の生麺なども販売するという。

前売りは同ホテルなど市内4カ所で取り扱い、当日券も用意する見込みである。発表会で市麺類食堂組合の石垣洋平組合長は「前回よりもグレードアップしたラーメンを届けたい」と語った。問い合わせは実行委員会事務局0234（41）0011。