2025.12.2
公募で完成、祭りキャラの彩色案
2025.12.2
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氏郷まつりお祭り広場運営協議会は、公認キャラクター「うじさとくん」の形は決めた上で色は市民に委ねるとして、11月3日の氏郷まつりでぬり絵コンテストを実施したところ、合わせて267件の応募があった。三重県松阪市山室町出身、神戸市在住の三菱重工業㈱社員・森谷虎太郎さん（19）の作品が金賞に選ばれ、公認キャラクターに色が付いて完成した。来年の同まつりでは大看板に描かれる予定である。
選考は武者行列の氏郷公役、冬姫役を選んだのと同じ方法で行われ、同委員会メンバー9人で12点に絞った上で、協議会役員12人が金賞以下の4点を決定した。ぬり絵は祭り当日に協議会ブースで行っても、あらかじめ公式インスタグラムからダウンロードして家で行ってもよく、幅広い参加があった点も紹介されている。
森谷さんはかぶとのしころに市松模様を配する工夫を凝らし、「かっこいいうじさとくんを目指しました」とコメントを寄せた。市立山室山小学校6年の弟・洸之助君は「すげえ！」と家族一緒に喜んだという。金賞には図書券5千円分、銀賞は図書券2千円分、うじさとくん賞は蒲生氏郷グッズ千円分、お祭り広場賞は図書券2千円分が贈られる。
金賞作品は夕刊三重紙上と、松阪市観光協会および松阪JCのインスタグラムで同時発表された。着ぐるみ製作の予定はないが、西井会長（54）＝㈲ニシイ取締役＝は「写真撮影用の顔出しパネルが作れたらいいと思います」と話している。
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