推し活は物理的なコレクションとデジタル体験の両立が進んでいる。ライブBlu-rayや特典付きのグッズを手元に残す動きと、配信で仲間と同時視聴する楽しみ方が並存している。

会場での現地参戦は依然人気だが、遠方や都合で行けないファンはオンライン観賞会やアーカイブ視聴を活用するケースが増加している。視聴会ではチャットやSNSを介したリアルタイムの交流が盛んだ。

グッズ方面ではフォトカードや限定ブックレットの収集、装丁や収納を工夫する「見せるコレクション」志向が拡大している。交換会やフリマアプリを使ったコミュニティ取引も活発化している。

二次創作やファンアート、オフ会での展示などクリエイティブな参加も増え、推し活動がより参加型になっている。サステナブルな消費を意識し、リユースや交換を推奨する動きも広がっている。

特定の推し名として東方神起のような長年の人気グループでは、思い出を残すためのBlu-ray購入や限定グッズ収集が継続的な支持に繋がっている点が特徴である。