LDH所属のEXILEに密着するドキュメンタリー番組『Rising Sun 〜後戻りはしないOne Way Road〜』の最終回は12月1日に放送される。

最終回では、ボーカルのATSUSHIが完全復活し、11人体制で挑むドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2025 “THE REASON”』の初日、11月15日のPayPayドーム福岡公演までの道のりに密着する内容である。

番組はEXILEがダンスと歌を融合させたエンターテイメントを定着させ、日本の音楽シーンを牽引してきた歩みやグループの結束、舞台裏を丁寧に描いている。

特にEXILE AKIRAへの密着は最終回の見どころであり、中目黒のLDH本社にあるEXILEの歴史展示室での語りや、過去のライブに対する思い出を明かす場面が収められている。

AKIRAは自身が初めて観たライブ『Styles Of Beyond』（2003年）について「涙が出るぐらい食らった」と語り、14人体制初の『THE MONSTER』（2009年）ツアーの宮殿が爆発するオープニング演出にも触れている。

番組はまた、メンバー各人が専門的な意見を出し合いながら制作に関わる「プロジェクト集団」としての側面や、自己破壊と再生というテーマ性にも光を当てる構成である。

約3年ぶりに完全体で臨むドームツアーに向けた準備過程やメンバーの覚悟、演出の細部に至る調整の様子がファン視点で追われ、過去公演の証言や舞台裏映像を通じてこれまでとこれからが浮かび上がる放送となっている。