2025.11.30
住宅VR、1.5万円で全棟導入へ
2025.11.30
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デジタルビルド株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：佐藤昂併）は、建売・分譲住宅へのVR導入を“標準化”するため、『全棟VR普及プロジェクト』を開始した。従来30～50万円だった住宅VR制作を1棟1.5万円からで提供し、VRを日常的な販促ツールに変えることを目指す。
同社はVR展示場での導入経験や住宅設計・営業現場での知見を活かし、販売前物件でも広さ・生活動線・家具配置を直感的に理解できる体験型販売を全国の住宅会社へ届けるとしている。特に住宅で最もニーズの高いLDKシーンの360°VRをスマホやPCで体験できる点を強調している。
同リリースでは住宅会社・工務店が抱える三つの構造課題を挙げている。①完成前販売では図面やパースだけでは広さや動線、光の入り方が伝わりづらく、顧客がイメージだけで判断できない点。②モデルハウス維持費は建材費・光熱費・人件費・土地賃料などで年間数百万円規模の負担がある点。③従来は1棟30～50万円であったVR制作費が高額で全棟導入が困難だった点である。
完成前販売への不安が大幅に軽減されると同社は説明している。価格面では建築CGパースが5,000円〜／1枚、定点パノラマ住宅VRは建売・分譲住宅VR（2視点）15,000円、（5視点）30,000円、（13視点）50,000円などの料金体系を提示している。アパート・マンションVRは100,000円〜、リフォーム／区分買取再販向けVR（リアルタイムウォークスルー）は50,000円〜＋ソフト使用料（実費）となっている。低価格化と維持費ゼロの料金設定により、建売・分譲・リフォーム・アパート・マンションなど多様な物件での全棟VR化を現実的にするとしている。
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