2025年2月に幕を閉じた帝国劇場の建替え前最終公演『THE BEST New HISTORY COMING』で、声優の宮野真守と俳優の井上芳雄が共演した事実が伝えられている。宮野は自身のブログを2025年3月11日までに更新し、当日の経験を振り返った。

宮野はブログのなかで「僕は、この帝劇コンサートでよしおさんとご一緒できたことが、正直、いちばんの経験です。宝です」と記し、共演の喜びを率直に綴っている。稽古から本番、テレビ出演に至るまで井上の働きぶりを間近で見て心を打たれたと述べている。

井上は稽古場でスタッフやキャストに細やかに気を配り、演出面にも積極的に関わる存在であり、本番では多くの楽曲を披露しつつゲストとのトークもスムーズに進行したと宮野は伝える。ゲストの方々は錚々たる顔ぶれであり、その方たちと滞りなく進行しつつ、さらには盛り上げて、受け取って、引き出して、そんなの、よしおさんにしかできないバランス感覚と評している。

宮野は井上が過酷なスケジュールのなかでも決して弱音を吐かず常に凛とした姿勢を貫いた点を強調し、「ほんとにほんとに、リスペクトです。特大リスペクトです。すごすぎる」と敬意を表明した。最後に宮野は「帝劇を背負えるのは、この人しかいないんだなって、実感し、感動し、惚れ込んでいました」と締めくくっている。