2025.11.29
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ABEMAの疑似就活バラエティ『キャリアドラフト シーズン3 #8』が11月28日に配信され、27新卒を対象に学生が自己PRを行う形式で放送された。事前面接を勝ち抜いた学生が服装・プレゼン形式を自由に選び、ステージ上で2分間の自己PRを実施する構成である。
企業はリニューアルされ、面接官は超一流企業の実際の人事担当者が務める。13社15人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する仕組みである。
テンプル大学教養学部に通うジョンソン音央(ねお)さんはチェスに絞ってプレゼンを行った。自身が競技人口8億人の上位0.5%のレート帯でプレイしていること、3年間で6576時間を費やしてきたことを明かし、チェスを通じて得た洞察力や集中力を強調した。
番組内ではジョンソンが「運が介入しない点が個人的には魅力です」と述べる場面もあり、大内麻衣(株式会社ワコール 人事部 人財・組織開発担当)や桂俊成(株式会社ベクトル 執行役員)らからの質問が続いた。桂の質問には高校時代のバスケットボール経験や高校3年で自主退学して渡米した経緯、片道切符で渡米したことなどが語られた。
放送は学生の個別経験やスキルが企業評価に直結する様子を示し、チェスのような競技経験が就職活動における差別化要素になり得ることを改めて浮き彫りにした。番組は学生にとって企業の求めるプレゼンがわかる実践の場となっている。
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