台湾・台北での朝食候補として、小籠包を中心に2軒が紹介されている。記事では朝の“ごはん会議”で娘が連日小籠包を希望したというエピソードも記されている。

1軒目は1973年創業の老舗「好公道」で、地元客や旅行者が足を運ぶローカル感あふれる店である。2023年にはミシュラン台湾版ビブグルマンに選ばれていたという情報もある。1階の厨房脇の階段を上がると2階が客席になっており、広く落ち着いて食事できる点が特徴である。

小籠包は皮がしっかりめで具もたっぷりのため、肉汁ドバッ！系ではなく控えめの味わいで日本人の口にも合いやすいと評されている。合わせて紹介されるエビ蒸し餃子はぷりぷりのエビが蒸され、かじると旨みがじゅわっとあふれる一品である。

店のカウンターに並ぶ小菜も魅力的とされ、次回は小菜を一品試したいとの記述がある。もう1軒は店内でのんびり飲茶というよりテイクアウトや立ち食い向けで、ウーバーの配達員が途切れず訪れる様子から地元で愛されていることがうかがえる。メニューには小籠包（オリジナル、ガーリック、麻辣など）のバリエーションが用意されている。