株式会社寛文五年堂（秋田県湯沢市、代表取締役社長：岡部 君香）が、発酵スイーツブランド「1665（イチロクロクゴ）」から新作「シュトーレンとマカロン詰合せ 冬仕立て」を発売したと発表した。

同社は創業時から味噌や米こうじを作り続け、1973年から稲庭うどんの製造を開始。社名は稲庭うどんが生まれたとされる1665年・寛文五年に由来する企業である。

商品化は社内のアイデア募集（約70件）をきっかけに進み、2022年の検討を経て令和6年から本格的に開発を開始した。

11月26日に開催された発売記念の試食会にはメディア関係者やインフルエンサーが参加し、新商品や既存商品の試食が行われたという。

試食会では自社製の「35こうじ味噌」と市販味噌の食べ比べも実施され、「35こうじ味噌」は一般的な味噌の約3.5倍のこうじを使用しており、参加者からは「他にはない甘さと旨み、香り」「まろやかで食べやすい」といった評価が寄せられた。

同社は発酵食材を軸にした商品づくりを進め、米こうじの甘みや旨みを生かしたラインナップ展開を目指している。