2025年11月13日（木）、横浜市内のビールメーカー11社が連携して「Yokohama クラフトビールアソシエーション」の発足を発表した。キリンビールを含む各社が参加し、横浜市もサポーターとして参画している。

発足の説明では、1869（明治2）年の「ジャパン・ヨコハマ・ブルワリー」開設や、スプリングバレー・ブルワリーの継続的な醸造といった横浜とビールの歴史的な関わりが紹介された。これらの背景を踏まえ、地域のブランド価値向上が位置付けられている。

本アソシエーションの目的は「横浜のクラフトビールの品質向上を果し、日本一のクラフト品質、クラフトを通じたまちの魅力化を実現していく」ことである。具体的にはブルワリー間の密な連携や情報共有、品質支援の実施、共通施策やイベントの展開が掲げられている。

予定される活動には横浜クラフトビールマップの作成、品質・技術向上を目的とした勉強会、ブルワリーが共創するコラボ商品の開発、行政と連携した情報発信やイベント支援などが含まれる。発表イベントではブルワリー代表者やサポーターによるトークセッションも行われ、クラフトビールを通じた地域との関わりや今後の展望が語られた。横浜を「クラフトビールと言えば」の街にする取り組みが本格化する。