丸亀市内各所で11月21〜22日に『丸亀うどん祭り2025』が初開催された。丸亀市とトリドールホールディングス、丸亀製麺の共催で、讃岐うどんの原点と進化を五感で伝える一大プロジェクトとして実施された。

開会式や「ギネス世界記録 最大のうどん試食イベント」など多数のプログラムが丸亀城内芝生広場を中心に行われ、平日にもかかわらず開会式には2000人以上の行列ができたという。

丸亀製麺ブランドアンバサダーの上戸彩、特別ゲストの松岡昌宏、丸亀市出身のフリーアナウンサー・中野美奈子らが参加したほか、日本うどん協会など関係団体も協力した。

「丸亀食いっプリ！グランプリ」では多数の応募者の中から選ばれた10人が渾身の“15秒の食いっぷり”を披露した。審査員の中野は「食べた後の笑顔がとても素敵でした」と評し、うどん屋「SIRAKAWA」店主・白川陽一氏は「もう見た目からしておいしそうに食べますよね」とコメント。上戸は「おいしそうに食べている姿を見ていると、幸せな気持ちになりますね」と語った。

審査の結果、香川県在住の小学生・小笠原真之さんが初代グランプリに選ばれ、小笠原さんは「1位になれると思っていなかったのでめっちゃ驚いています！」と喜びを述べた。地元と連携した祝祭は、丸亀市市制20周年と丸亀製麺創業25周年の節目を記念する企画として位置づけられている。