東京都大田区にある『焼き鳥とおばんざい 梶の葉』が2025年8月にオープンした。最寄りは東急目黒線・大井町線の大岡山駅で、閑静な商店街の一角に控えめな佇まいで構えている。店内は奥に細く伸びる造りだが明るく、焼鳥ビギナーでも入りやすい雰囲気である。

屋号どおり「焼鳥×おばんざい」を掲げ、おばんざいは20種近くが並ぶ。単品は580円～で用意され、迷った場合は「おまかせ7点盛り（1800円～）」が断然お得と紹介されている。立体感のある盛り付けや、鶏肉だけでなく牛肉や魚介を使った多彩さが特徴である。

おばんざいは冷菜として味が表現されており、少し時間が経っても風味が損なわれにくいため、焼鳥を熱いうちに味わいつつ合間に摘むのに適している。記事で評価の高かった品は「あさりとごぼうの生姜煮」と「砂肝の柚子胡椒あえ」で、焼酎ソーダ割と合わせて楽しむ提案がなされている。

焼鳥は手軽な5本セット（2000円）と7本セット（2800円）があり、焼鳥におばんざい3点が付くコース（4500円）も用意されている。実食の描写ではささみがほむっとほぐれるように、抱き身は皮目がほどよくパリッとしっとり、せせりは肉厚でぷりっとやわらかに仕上がっていると伝えられている。多彩なおばんざいと焼鳥の組み合わせで、気軽な飲食利用に向く新店として紹介されている。