神戸・みなと元町の「健民ダイニング」がリニューアルに先立ち、ランチを一足早く提供した。ケンミン食品が運営する同店はビーフンで知られ、食べログ中国料理WEST百名店にも選出された行列店である。

改装工事のため今年8月中旬から休業していたが、正式なリニューアルオープンは2025年12月1日（月）に決まっている。店舗は神戸市中央区海岸通5-1-1に位置し、内装は木の温かみや石造りの窓、中国格子など細部にこだわる設えである。

改装により壁側がソファーになりカウンター席が増え、おひとりさまからグループまで利用しやすくなる。ケンミン食品株式会社の社長一押しの「カウンター席」は厨房が見える配置で、提供前から期待感が高まるという。

ランチはすべて小麦不使用のグルテンフリーで、米醤油・米粉・米油を取り入れたメニュー構成が特徴である。代表メニューの「健民式焼米粉（ビーフン）ランチ」は1800円、海鮮五目汁米粉ランチは2100円、海鮮焼米粉ランチは2400円の設定である。

今回のセットは5品の前菜とシェフのおすすめ一品、健民式焼ビーフン、スープ、白ご飯、プチスイーツ、健民セレクト中国茶で構成される。前菜は生春巻き・淡路鶏の葱醤油ソースが固定で、その他は週替りで香料煮込みやさつまいものレモン煮などが並んだ。

アツアツの中国茶サービスや、改装後の落ち着いた客席とあわせて、ケンミン食品の代表商品であるビーフンを中心に健康志向の丁寧な料理が楽しめる内容である。