日本航空（JAL）は11月25日、国際線プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスで提供するオリジナルワインを12月1日からリニューアルすると発表した。従来のペットボトル（187ml）から、リサイクル可能な軽量ガラスボトル（750ml）を採用する。

ボトル変更は長期保存による品質劣化を防ぐ狙いと、環境配慮の双方を目的とするものだとJALは説明している。機内では客室乗務員がボトルから直接コップに注いで提供する方式に切り替わる。

ワインはJALワインアドバイザー大越基裕氏が監修し、スペイン産の4種類のブドウで造り上げたもので、日本の国番号にちなみ「+81」と名付けられている。上空での味覚の変化を考慮し、機内食と共に楽しめるように開発されたという。

提供路線は北米、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジア線などを想定しており、12月1日から順次導入される予定である。