11月20日発売の『女性セブン』が、元TOKIOの松岡昌宏が『STARTO ENTERTAINMENT』を退所し、独立したと報じた。

個人事務所は廃業することが決まっている『株式会社TOKIO』と同じ場所に設立され、取締役は松岡ひとりであるという。

松岡は昨年から東京と北海道・函館の二拠点生活をスタートしたことを明かしている。TOKIO解散後に初めて紙媒体の取材を受けたのも地元の経済誌であると記事は伝えている。

地元メディアやイベントのオファーが殺到しており、函館での露出が拡大している。8月2日に行われた『函館港まつり』のメインパレードにサプライズでゲスト出演し、GLAY・TERUとともに祭りに合わせて作詞作曲した新曲『ワッショイはこだて』を熱唱した。

同月には函館競輪場で開催された『第68回G1オールスター競輪』のメインアンバサダーに就任し、最終日にはトークショーや優勝者へのプレゼンターを務めた。結果として同レース場の最高来場者数を記録するなど、函館のPRに貢献したと報じられている。

さらに10月12日から4週に渡って、北海道では初の冠番組となる『松岡の北の夕飲み』を北海道文化放送でスタートさせている。制作会社関係者は、個人事務所になったことでフットワークがこれまで以上に軽くなり、ギャラは二の次で北海道に関わる仕事を引き受けていくのではないかと期待を寄せている。

広告代理店関係者は、見逃し配信サービス『Tver』など動画配信の普及によりローカル局でも収益を上げやすくなり、ローカル進出のメリットが増していると指摘している。北海道出身で知名度と好感度を持つ松岡がローカル仕事に注力すれば「最強のローカルタレント」になる可能性があるとまとめられている。