塩貝健人がフェイエノールト戦で2ゴールを決め、NECナイメヘンの逆転勝利に大きく貢献した。エールディヴィジ第13節が22日に行われたこの一戦で、塩貝は68分から出場し、84分にヘディングで逆転弾をマークした。

さらに後半アディショナルタイムにはハーフウェイラインを超えたあたりからの超ロングシュートで今季2点目を決め、試合は4－2で終了した。同試合にはFW上田綺世（フェイエノールト）とFW小川航基（NEC）もピッチに立っていた。

試合後、塩貝は1点目について「バサル（・オルナ）が完璧なクロスを入れてくれたので、僕はボールに触れるだけでした」と振り返った。2点目については「（佐野）航大のパスをもう少し前で受けたかったんですけど、ちょっと後ろに流れてしまったので、ロングシュートを狙ってみました。完璧なゴールでした」と述べた。

塩貝はまた「この試合で、自分が日本最高のストライカーであることを証明したかったんです。今日は、それを示せたかなと。今日は、僕の日です」と語り、さらに「シーズン前、僕はスタメンでプレーしていましたけど、体調を崩してしまいました。悔しい気持ちでいっぱいでした。でも、今はふたたびチャンスを得ていると思うので。8試合で5得点は悪くないですけど、リーグのトップスコアラーを目指したいので、もっとゴールを決めなければなりません」と意欲を示した。

NECはこの勝利を弾みに、29日の第14節スパルタ・ロッテルダム戦でのさらなる活躍を期待される。