ジェイアール名古屋タカシマヤは11月24日、地下街「ファッションワン」直下に「ワインメゾン」をオープンした。れんが造りの壁などワイン貯蔵庫をイメージした店内で、温度管理など品質へのこだわりを打ち出している。

店頭に約2,600種、在庫を含めて常時1万5千本を用意し、価格帯は1千円台から400万円を超えるものまで揃える体制である。ソムリエなどワインに精通する販売員7人を日替わりで配置し、購入の相談や品選びを支援する。

グラス単位でワインやウイスキーを楽しめるバーカウンターを計3カ所設け、試飲やギフト選び、フードペアリングの提案も行う。地下2階の和酒コーナーも売り場を拡大しており、地域の地酒を強化するなど総合的な酒売場の充実を図っている。

田原和也常務取締役は「多くのお客様から支持を得られる売り場とし、名古屋駅エリアの魅力向上に寄与したい」と述べている。来年2月ごろには角打ちコーナーの設置も予定しており、初心者からコレクターまで幅広く楽しめる空間を目指す。