俳優の杉本哲太が映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』に出演し、都丹庵士役を演じることが発表された。

本作は2026年３月13日公開で、都丹庵士は「暗闇に生きるガンマン」として紹介されている。

設定では網走監獄の典獄・犬童四郎助によって収監中に硫黄採掘労働を強いられ、視力を奪われた過去から復讐心を抱く盲目のガンマンであると説明されている。

記事はその怒りと恨み、そして時折見え隠れするチャーミングさを杉本が確かな演技力で表現すると伝えている。

『ゴールデンカムイ』は累計発行部数3,000万部（2025年８月時点）を突破した人気コミックで、明治末期の北海道を舞台に金塊を巡るサバイバル・バトルアクションである。

実写化プロジェクトは2024年１月１９日公開の映画を皮切りに始動し、公開週の週末動員ランキングでNo.1を獲得した実績がある。

続編としてWOWOWで『連続ドラマＷ ゴールデンカムイ －北海道刺青囚人争奪編－』が放送・配信され、物語の金塊争奪戦はさらなる激化が描かれている。

映画版はNetflix・Global配信でも59の国と地域でTOP10入りし、週間グローバル TOP10（非英語映画）で初週1位を獲得するなど国際的な注目を集めた。

今作は網走監獄を舞台にシリーズ史上最大の闘いが大スクリーンで描かれると位置付けられ、宇佐美時重、門倉利運に続く重要人物として都丹庵士の登場が発表された。

新キャストの参加や配信好調の事実は、実写化プロジェクトの広がりを示している。