映画「ナイトフラワー」の先行上映会が11月20日、大阪ステーションシティシネマで行われ、女優の北川景子（39）が舞台あいさつに登壇した。内田英治監督の新作で、公開は28日である。

北川は劇中で借金を抱えながら子供2人のために麻薬の売人に身を投じる母を熱演したと語り、特に地球儀を作るバイト先で感情を爆発させる場面について「予告編にも入ってたと思うけど、地球儀を作るバイト先でプッツンと切れてしまう場面は思い切り感情を爆発させてやってみたら、すっきりしましたね」と明かした。

その一方で、麻薬密売の元締めサトウ役で俳優デビューを果たしたSUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太（38）については圧倒されたと述べた。北川は渋谷について「渋谷さんの貫禄！ 初めて出会うシーンは震えちゃって、私が全財産の小銭を渡す場面で震えちゃって（リハーサルのたび）毎回違う額になるから『さっきと違うなぁ』っておっしゃって。すごい怖かった。アーティストの方が役になったときの空気まで操るところがすごかった」と絶賛した。

イベントではリハーサル時のやり取りなども語られ、渋谷の存在感が共演者に与えた影響が明らかになった。俳優として新たな一面を見せた渋谷の今後の活動にも注目が集まっている。