複数の地域で陶磁器や器の展示・販売会が相次いで開催されている。愛知県瀬戸市出身の陶芸家・加藤令吉さんの作品展では夜明けの空を表現した花器など32点を展示しており、12/21まで開催されると伝えられている。

境港出身の陶芸家・角りわ子さんの作品展「一月と六月」は11月2日まで公開されている。北海道の風土に根ざした焼き物を手がける旭川の陶芸家は地元の粘土を用いた作品を発表していると共同通信が報じている。

釉薬に鉄を調合した作品などを中心に中津川市の陶芸家・青山鉄郎さんの作品を集めた展示販売会が名古屋で開かれ、名古屋で11/23までの開催と案内されている。福岡・田川市出身の陶芸家・藤本土牛の遺作展は添田町で11月16日まで開催中である。

福島県郡山市のうすい百貨店では今右衛門の作陶を語るギャラリートーク付きの展示が17日まで行われる。香川では「漆芸研究所創立70周年記念作品展」に人間国宝の作品など120点が並び、双子アーティストの個展は新作を含む約50点で構成されている。各地で作家の個性や技が際立つ展示が展開中である。