ONE OK ROCKのファンコミュニティでは、現場とオンラインをつなぐ推し活が多様化している。ライブ前のプレイリスト共有や配信の同時視聴、遠隔でのコール練習が定着している。

グッズ交換やハンドメイドの推しアイテム流通も活発で、専用のSNSグループやフリマを通じた循環が進んでいる。サステナブルな視点で古着をリメイクする動きも見られる。

TikTokやXでは楽曲のワンフレーズを使ったカバー動画や弾き語り、ダンス投稿が新しいファンの入口になっている。ファンメイドの字幕や翻訳、歌詞解説で国際的な交流も広がっている。

ライブ現場ではライトスティックの統一色やコスチュームのテーマ共有、歌詞ボードや合唱といった集合表現が見られる一方、マナー啓発や安全配慮の呼びかけも同時に行われている。運営とファンの連携でルール作りが進んでいる。

遠征やチケットの相談、当日の集合情報や物販の共有など実務的なサポートもDiscordやLINEで活発だ。デジタルツールとリアルな交流を両輪に、推し活の楽しみ方がさらに洗練されている。