歌舞伎俳優の市川團子（五代目）が、俳優・小栗旬が代表取締役社長を務める芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」への所属を11月15日に同事務所の公式サイトで発表した。公式発表は「この度、市川團子（五代目）が弊社トライストーン・エンタテイメントに所属する運びとなりましたことをご報告いたします」としている。

市川團子は2004年1月16日生まれで、市川中車（俳優・香川照之）の長男、五代目市川團子として2012年6月に新橋演舞場「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」のワカタケルで初舞台を踏んだ。近年は「立川立飛歌舞伎特別講演」の「新設 小栗判官」で小栗判官と浪七の二役や、「錦秋十月大歌舞伎」の「義経千本桜」で「鳥居前」の佐藤忠信実は源九郎狐役など、多彩な役どころを務めている。

團子は自身のInstagramで「これからも変わらず、一生懸命に精進して参ります。皆様におかれましては、今後とも御指導、御鞭撻の程をお願い申し上げます。」と所属報告を行った。トライストーン・エンタテイメントは小栗旬が社長を務め、綾野剛や田中圭、赤楚衛二、間宮祥太朗、伊藤健太郎、中沢元紀らが所属している事務所である。今後の舞台や活動の展開に注目が集まる。