亀山市の陶芸サークルA・B・Cによる合同陶芸作品展が15日から、亀山市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン」で始まった。展示は16日までで、開場時間は午前10時―午後5時（最終日は午後4時）である。

陶芸サークルは中央公民館「陶芸講座」を修了した市民らで昭和62年に発足し、その後A・B・Cの3団体に分かれて活動している。各団体はそれぞれ作品作りを楽しみ、年1回、合同作品展を開いている。

前日の14日、3団体の会員計50人は会場に1年かけ制作した茶わんや花器のほか、湯飲みや皿など約80点の作品を並べた。展示は年に一度の発表の場として、会員たちの制作の積み重ねを示す内容となっている。

会場には多様な用途の器が並び、訪れた人は地域の陶芸活動の成果を一度に見ることができる。近藤義則代表は「3団体の会員らの作品を見ていただくことで、より制作意欲が湧きます。ぜひ会場に足を運んで」と話していた。