秋篠宮ご夫妻が「全国障害者スポーツ大会」開催地の滋賀を訪問した。次女・佳子さまは草津市で水泳競技を観戦し、大会の新記録が複数出たことに「すごかったですね」と喜ばれていたという。

続いて湖南市を訪れ、知的障害がある子どもたちが入所する「近江学園」を視察した。園の生徒たちが職業訓練で作った木工作品などをご覧になり、「使う人のことを考えて、丁寧に作業されているんですね。作っているときに、特に気をつけているところとか、頑張っているところはありますか?」などと話しかけられた。

佳子さまは荷物置きの台を作った黒坂慎さん（16）の作品を購入されたといい、黒坂さんは「まとめて全部うれしいです。褒めてもらえたことも、全部まとめて。」と述べている。ホールでは子どもたちがハンドベルの演奏に合わせた合唱を披露し、佳子さまは手拍子をとりながら時おり歌詞を口ずさんでいた。

翌26日には信楽焼の産地・甲賀市の「陶芸の森」で地元の小学生とともに小さなタヌキの置物の絵付けを体験された。佳子さまは子どもたちの作品に「カラフルなのもいいですね」と笑顔で声をかけられ、この訪問の模様は「皇室ご一家」11月9日放送で報じられた。