浜松市中央区の東小で７日、クラフトクラブの４～６年生１９人が来年の干支（えと）の午（うま）をイメージした革の置物作りに挑戦した。講師は同区のレザークラフト専門店「浜松クラフト」の永田政司さんが務めた。

児童らは永田さんの指導を受けながら、専用キットの革の形を一つ一つ整えた。はさみで細かな切れ込みを入れる作業や、素材の扱い方の説明を受ける場面も見られた。

作業は班ごとに進められ、児童は手順に従って工程を確認しながら取り組んだ。完成した置物は教室に飾ったり持ち帰ったりする予定で、実技を通じた学びの機会となった。

永田さんは道具の安全な使い方や革の特徴について解説し、実践的な指導を行った。学校側は創作意欲や細かな作業の習熟を期待しており、今後も体験型学習を継続する方針である。この記事は浜松総局・山川侑哉の取材で伝えられた。