11/11(火) 18:30配信の報道は、推し活が日常化する中での劇場上映の変化に着目している。

記事では『キミとアイドルプリキュア♪』『アイカツ！×プリパラ THE MOVIE 出会いのキセキ！』『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』など近年のアイドルアニメの劇場展開を挙げつつ、応援上映という観客参加型の上映文化を取り上げている。

たとえば、都内劇場で筆者が足を運んだ『アイドリッシュセブン First BEAT! 劇場総集編』の応援上映では、平日夜の観客はおよそ15名で、スーツ姿の人もおり、仕事帰りに駆けつけた様子の来場者や1人で来場する観客が多かった。

声を上げる人はほとんどいない一方で、観客は静かにペンライトを掲げ、推しの登場シーンに合わせて光を動かすなど“音のない応援”を行っている。

応援上映の雰囲気は、作品や上映回のタイミングによって大きく異なり、記事は週末の「お祭り型」から特典回収目的の「日課型」、一人で楽しむ「おひとり様型」、地方上映で見られる「遠征型」まで、多様な様相を紹介している。

こうした変化は、ファンがより能動的で多様な方法で推しと向き合う現在の推し活潮流を反映していると結んでいる。