岡山市北区石関町でスパイスカレー店「TRICO SPICE（トリコ・スパイス）」がオープンし、10月30日で1カ月がたった。城下交差点から石山公園につづく「烏城みち」沿いにあるピザ店「Acerra Pizza（アチェッラ・ピザ）」を間借りして、月4回～6回のペースで9月30日から不定期に営業している。

店主は光實伸悟さんで、所属していたサッカークラブの友人に振る舞ったカレーが好評だったことが発端である。光實さんは今年7月に勤めていた建設関係の仕事を辞め、カレー店の店主に教わるなどして間借り営業に向けた準備を進めた。

メニューは「トリコスパイスチキンカレー」「南インド風ポークと旬野菜カレー」（以上900円）、「2種あいがけ」（1,200円）の3種を提供する。トッピングはスパイス卵、パクチー大盛り（以上150円）、ライス大盛り、ルー大盛り（以上100円）で、パクチーが苦手な人には水菜に変更して提供する。

ドリンクは自家製ラッシー（350円）やバナナラッシー（400円）、コーヒー、カフェオレ、オレンジジュース、アップルジュース（以上300円）を用意している。小麦などを使わないグルテンフリーの素材を選び、体に優しいカレーを提供したいとしている。

営業時間は11時～14時30分で、営業日はインスタグラムで告知している。店名の「トリコ」は「当店の虜（とりこ）になってほしい」という思いを込めたもので、いつか間借りを卒業して自分の店を持ちたいと意気込んでいる。