茨城県内とドイツの美術作家による「日独文化交流展」が、土浦市大和町の市民ギャラリーで開かれている。両国の親善と、普段目にすることの少ないドイツの芸術家を紹介することを目的に、県日独文化協会(中川祐聖会長)が主催している。

会場には陶芸や絵画、書や刻字など51点が展示されており、展示は9日まで行われる。シリーズは水戸市や土浦市など県内各地で巡回しており、今回が4回目の開催である。

ドイツ人作家5人の絵画や木工などが並び、クリスティーナ・ウェハ・バンベルガーさんらの作品が紹介されている。一方で県内からは陶芸家の井上壽博さん、英基さん親子など4人の作家が出品している。

英基さんは海上の波の静けさと荒々しさを表現した作品を出品しており、ドイツ人作家について英基さんは「新しい作品を展示しているのが見どころ」と話した。入場は無料である。