東方神起のユンホ（39）が5日、ソロデビュー後初のフルアルバム「I−KNOW」を発表し、発売記念記者懇談会をソウル市内で開いた。アルバムにはダブルタイトル曲「Body Language」「Stretch」を含む全10曲が収録されている。

今作は「フェイクとドキュメンタリー」というコンセプトで、1つの主題をフェイクとドキュメンタリーの2つの視線で表現した歌が2曲ずつペアとなっている構成である。ユンホはこの構想について、韓国軍隊に服務していた時代にアイデアが浮かび、長年あたためてきた考えを今回アルバムで公開することになったと説明した。

懇談会では東方神起が「カセットテープ時代からCD、データまですべて経験したアーティスト」であることに触れ、「まだ現役でいられることに感謝します」と述べた。また10月に「第16回大韓民国大衆文化芸術賞」で大統領賞を受賞していることにも言及し、その受賞がこれまでの活動への励みになっていると語った。

ユンホは過去の発言を振り返り、前回のアルバム発表当時に「次のアルバムはフェイクとドキュメンタリーです」と述べていたことが今回の形で実現したことに意味を見出しているとした。さらに、日常の経験を文字に残し、記者懇談会で感じたことを日記に書く習慣が音楽的なアイデアに結びつくと語った。今回の発表は韓国メディアでも報じられており、ソロとしての新たな挑戦作として注目されている。