三谷幸喜脚本のフジテレビ“水10”ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の第6話に、生田斗真が事前告知なしでサプライズ出演した。物語のキーパーソンとなる新キャラクター、倖田リカ（二階堂ふみ）の元カレ・トロを演じている。

登場はラストの約2分、約15秒で、サングラスを外して「よー！」と現れる場面が放送された。第7話（11月12日）から本格的に物語へ関わっていく見込みである。

同作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、主演は菅田将暉、共演に二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波らが名を連ねる。三谷氏が民放ゴールデン・プライム帯で脚本を手掛けるのは約25年ぶりのことだ。

生田の三谷作品参加は2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』以来で、同作では源仲章役として出演していた。フジ連続ドラマへの出演は『元彼の遺言状』（2022年4月期）以来、約3年半ぶりとなる。

プロデューサーはトロを「危険で美しい」男として期待を寄せており、今後の恋模様や物語の化学変化に注目が集まっている。