UNISON SQUARE GARDENがTVアニメ『うるわしの宵の月』のオープニングとエンディングをダブルで担当することが発表された。楽曲はいずれも書き下ろしで、オープニングは「うるわし」、エンディングは「アザレアの風」である。

『うるわしの宵の月』はやまもり三香の人気作で、『このマンガがすごい!2022』オンナ編第4位や『第12回ananマンガ大賞』準大賞、『全国書店員が選んだおすすめ少女コミック2022』1位などの評価を受けている。今回のタイアップは、詞曲を担当する田淵智也（B）がやまもり三香の漫画のファンであり、過去に対談を行うなど長年の関係性があったことが背景にあるという。

田淵智也は、当初ロックバンドの声と音が作品に合うか悩んだと明かしつつ、やまもり先生や丸山監督らアニメスタッフとの話し合いを経て「ロックバンドだから持っている隠せないエッヂ感」と「ボーカル斎藤宏介が可能にするこの作品と親和性のある色気」を目指して楽曲を制作したとコメントしている。楽曲は作品の片隅でほのかな光を放ち、時にドラマを支える役割を果たすことを目標として完成させたという。

また、UNISON SQUARE GARDENは全国ツアーUNISON SQUARE GARDEN TOUR 2025-2026「うるわしの前の晩」を発表。12月5日北海道・カナモトホール公演を皮切りに回るツアーではオープニング主題歌「うるわし」を披露する予定である。アニメは来年2026年1月から放送開始予定で、楽曲と映像がどのように重なるか注目される。