ボーイズグループINIの後藤威尊（26）と佐野雄大（24）が5日、大阪・南海難波駅で一日駅長を務めたと報じられている。南海電鉄ではINIのシングル「ザ・ウインター・マジック」とのコラボラッピングを施した特急ラピート「マジラピ号」を運行しており、両名は委嘱式を終えてからホームでマジラピ号の出発を見送った。

後藤は「昔から電車を見てはテンションが上がっていました。兄が鉄道関係の仕事をしていて、僕も鉄道の仕事にあこがれていました。こうして関空と大阪市内をつなぐ南海電鉄にかかわることができて、うれしく思います」と語っている。佐野も「制服を着させてもらって、特急の運転席にも座ることができました。当たり前でないことを経験できて、ありがたい限りです。僕らの顔がプリントされた車両を見かけて笑顔になってくれたら、うれしいです」と話した。

記事には特急ラピートにラッピングされた自身の写真の前でポーズをとる様子や、車両にサインする場面、関空行きの特急を見送る敬礼の場面なども伝えられている。佐野はメンバーとの海外旅行の思い出として「以前、メンバーとイタリアに行った際、僕が寝ている間に何人かがオーロラが見たんです。あとで写真を見て『なんで起こしてくれなかったの』と悔しい思いをしました。次は関空から飛び立って、メンバー全員でオーロラを見られるようなフライトを楽しみたいです」と願いを述べている。ファンや沿線の利用客に向けて、コラボ車両が冬の風景を華やかにすることへの期待も示されている。