渋谷龍太（SUPER BEAVER）が、スピッツの楽曲「楓」を原案とした映画『楓』の劇中歌カバーアーティスト第2弾として参加することが発表された。12月19日に全国公開される本作では、物語の重要なシーンで「楓」が複数のアーティストによって歌われる演出が採られている。

渋谷の参加にあわせて、レコーディング風景を収めたフィーチャレット映像が公開された。映像やコメントのなかで渋谷は「僕の中でスピッツは凄く特別な存在」と語り、オファーを受けた際の心境や楽曲への敬意を示している。

映画は福士蒼汰と福原遥のダブル主演、監督を行定勲、脚本を髙橋泉、音楽をYaffleが担当する。劇中歌のカバー第1弾にはシンガーソングライターの十明が参加しており、渋谷によるカバー音源と十明の楽曲、さらにYaffleによる劇伴を収録したオリジナル・サウンドトラックが12月17日にリリースされる予定である。

また、SUPER BEAVERは2005年に東京で結成されたロックバンドであり、渋谷はボーカルとしてこれまで数々の主題歌を手がけてきた実績がある。今回の参加は作品の感情表現に新たな層を加える試みとして位置づけられている。