劇場先行版アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】の公開記念舞台あいさつが11月2日に都内で行われ、小西克幸、竹本英史、白石晴香、小林親弘、伊藤健太郎、中田譲治、乃村健次らが登壇した。原作は野田サトルの同名漫画で「週刊ヤングジャンプ」に約8年間連載された作品であり、日露戦争終結後の北海道を舞台にアイヌの埋蔵金を巡る物語である。

壇上ではファンや制作陣の反響に触れる場面があり、白石は「念願の劇場公開ということで、大迫力のスクリーンでゴールデンカムイが見られる喜びの声をファンの方からいただいた」と語った。中田は見どころについて「推しの方々がだんだんいなくなっていく…？」と話し、会場はネタばれへの注意で笑いに包まれた。

初の劇場版という節目については各キャストが今後の展望も述べ、小西は「ワールドツアーをやりたい」と大きな目標を掲げ、白石は「みんなで五稜郭に行きたい！」と意気込みを示した。さらに白石は「鶴見劇場が後編の見所」、小林は「終わり方がかっこいいので、楽しみにしていただければ。これがゴールデンカムイだなという」と後編への期待を煽った。札幌ビール工場編は作品の最終章の序章を描く重要な位置付けであり、ファンにとって劇場での大迫力な体験が注目ポイントである。