VOID株式会社（本社：東京都渋谷区、代表：井上雅之）は、陶芸体験を中心としたプラグイン型カルチャースクール「CLAY STUDIO」の展開を開始した。掲げる標語は「消費から関与へ」であり、ものをただ消費するのではなく、自分の手で素材に触れ形を生み出す体験の再普及を狙いとする。

同スクールは単発のワークショップにとどまらず、継続的に通い愛着のある作品をつくり育てる場として設計されている。陶芸や木工などのクラフトを通じ、手を動かす喜びや小さな失敗・工夫から生まれる学びを重視する。

「CLAY STUDIO」は訪れる人と場の双方に価値をもたらす文化拠点を目指す。作った作品が再訪や共有のきっかけになり、家族や友人との思い出を豊かにすると説明している。

運営側はカフェや宿泊施設、商業エリアとの協働を進め、体験を拡張する取り組みを打ち出す。季節ごとにテーマを変え継続開催することでコアなファンやコミュニティの形成を図り、場そのものが人と文化を育むプラットフォームへと進化させる狙いである。

地域施設や商業エリアにとっては、クラフトやサステナブルな文脈と結びつけることでブランド価値向上やSNS・メディア発信につながる可能性を想定している。