Kep1erはオーディション番組『Girls Planet 999』を経て結成され、2022年1月にデビューした実力派グループである。Into The Orbit : Kep1asiaツアーを韓国を皮切りに開催中で、10月10日（金）に行われた東京公演がレポートされている。

会場は既に高まる熱気に包まれ、Kep1erは白基調の衣装で登場し「女神のような眩しさ」を放った。ファンからは「超かわいい！」「やばい！！」と大歓声が上がり、冒頭からパワー全開のパフォーマンスを披露した。

セットリストでは『Yum』『Don’t Be Dumb』といった激しめのダンスナンバーを立て続けに披露し、テンポが速いにもかかわらず隊形移動の美しさが印象的であった。MCではチェヒョンが「声小さいよ！ 楽しむ準備はできましたか？」と煽り、関西弁で「できるやん！」とも見せ場を作った。ユジンは「全員を目に焼き付けたいです」とファンへメッセージを送った。

曲調が変わると『Drip』で雨の演出と傘を使った大人っぽいダンスを披露し、ビジュアルや仕上がったパフォーマンスで観客を引き込んだ。ユニットではユジン×シャオティンが伝説の混成ユニットTrouble Makerの『Trouble Maker』をセクシーにカバーして会場を盛り上げ、ヒカル×ヒュニンバヒエはPaul Russellの『That girl』を披露するなど、多彩な見どころが詰まった公演であった。