株式会社 NODA Japanの日本発の家具・インテリアブランド「AREA」の海外店舗「AREA Paris（パリ／フランス）」が、2025 年度のDNA Paris Design Awardsにおいてインテリアデザイン部門のWINNER（最優秀賞）を受賞した。

同社は併せてプロダクトデザイン部門で「sideboard HASHIRAMA」および「chair A-10」がHonorable Mention（特別賞）に選出されたと発表している。

DNA Paris Design Awardsはフランス・パリを拠点に開催され、建築、インテリア、ランドスケープ、グラフィック、プロダクトの5 部門を通じて審査が行われる国際デザインアワードであり、審査は創造性・革新性・美学・機能性の観点で評価される。

選出理由として、AREA Parisはブランドのフィロソフィー「素材・つくり・デザイン」の三位一体を具現化し、日本の美意識「侘び寂び」を空間デザインに昇華させたショールーム構成が高く評価されたと説明されている。

同社はAREA Parisを単なるショールームではなく「日本の精神性を感じる空間」として構想し、素材の呼吸や陰影の美しさを通じて来訪者に静かな感動をもたらす体験を目指したと伝えている。

プロダクトについては、両製品が伝統的な日本の家具文化と現代のモダン設計を融合させたモデルとして国際審査の場で完成度と文化的価値が認められたとしている。受賞によりAREAのデザイン哲学が国際舞台で評価されたことが示された。