東京・押上／曳舟エリアに、陶芸体験と食事を組み合わせた新しい業態の店「ろくろと米 ととと」が登場した。カウンターで行う“カウンターでできる小さな陶芸”というスタイルを掲げ、ミニ電動ろくろを使って手のひらサイズの作品を成形できる。

初心者が中心の利用想定で、スタッフが近くでサポートするため安心して没頭できる設計である。釉薬は15種類から選べ、成形後は店舗で素焼き・本焼きなどの仕上げを行い、3-4ヶ月後に配送される。

食事は陶芸体験とセットで提供され、昼は釜炊きごはんの御重をメインとするコース、夜は土鍋ご飯と日本酒のペアリングを楽しむ和食コースを用意する。昼の例として「陶京牛すじ重」や「陶京めんたいこ重」が挙げられている。

手作りの器での提供を通じて五感で味わう時間を提案することが狙いであり、記念日やデート、ちょっとしたご褒美の場としても利用しやすい構成である。ミニ電動ろくろによる短時間の制作と、完成品の配送対応という流れが特徴的な体験型の店である。