秋篠宮家の次女佳子さまは２６日、全国障害者スポーツ大会に合わせて滋賀県甲賀市を訪れた。午前中は水口スポーツの森でフライングディスクの会場を訪れ、出場選手らに拍手を送られたことが伝えられている。

午後には県立陶芸の森に移動し、陶芸家の伊野キミエさん（４３）と彫刻家の北川宏人さん（５８）とご懇談された。伊野さんのカッターナイフの刃で細かな模様を刻んだつぼや、北川さんの女性の塑像（高さ約１・８メートル）を前に、制作の工程について熱心に質問を投げかけられた。

佳子さまは「作るのにどれくらいかかるのですか」などと具体的な問いをされ、作家の制作時間や技法に関心を示された。伊野さんがこれまでに小室眞子さんとも懇談した経験を明かすと、佳子さまは驚いた様子で「姉に伝えます」と応じられた場面もあった。

その後、佳子さまは市立雲井小の児童とともに陶器のタヌキの絵付けを体験された。６年の児童（１１）は佳子さまにどんな色を塗るべきか助言を求められ、「ドキドキしたけど、優しかったので、落ち着いて色塗りできた」と振り返っている。訪問ののち、佳子さまは帰京された。